【保存版】シャドーイングで失敗する人の共通点3選と、効果的なやり方とは?

英語のリスニング力やスピーキング力を高める方法として、今や定番となった「シャドーイング」。
でも実際にやってみると、

  • なんだか上達してる気がしない…

  • 頑張ってるのに効果を感じない…

  • 途中で挫折してしまった…

という人も少なくありません。

その原因、多くの場合「やり方」が間違っているだけです。

この記事では、英語学習コーチとして数多くの生徒を見てきた立場から、シャドーイングで失敗しやすい人の特徴3つと、効果を最大化する正しい実践法をわかりやすく解説します。

❶ 音の変化ルールを知らずにマネしている

シャドーイングは「聞いた音をマネするトレーニング」ですが、英語には音の変化ルール(音声変化)が多く存在します。

たとえば…

表記実際の発音(音声変化)

What do you want to do? ➡️ワダヤワナドゥー?

I’m going to let her know. ➡️アムガナレラノウ

Did you see it? ➡️ディジュスィイッ?

このような音変化(リエゾン、同化、脱落)を知らないまま真似しても、正しく再現することは難しく、結局「なんか似てるけど違う」状態に。

✔ 対策

  • 一度スクリプトと音声を照らし合わせて、「どこがどう変わっているか」を確認する

  • よく使われる音変化を学んで、リスニングとシャドーイングでの発音に活かす

❷ スクリプトを見ながら話している(=ただの音読)

多くの人がやりがちなのが、「英文スクリプトを見ながら」シャドーイングしてしまうこと。

これは実はリーディング+音読であり、シャドーイングの本質とは異なります

本来のシャドーイングとは、
👉「音だけを頼りに1〜2語遅れて発話する」ことで、脳のワーキングメモリ(短期記憶)を鍛えるトレーニング。

この処理能力を高めることで、実際の会話やリスニングで「聞いた瞬間に意味が理解できる」ようになります。

✔ 対策

  • シャドーイング中は一切スクリプトを見ない

  • 聞こえた音だけに集中して再現

  • どうしても聞き取れなかった部分だけ後でスクリプト確認

❸ 録音して聞き返していない

「聞いてマネして終わり」になっていませんか?

自分の音声を録音せず、誤りに気づかないまま続けても、効果は薄くなります。
録音することで、以下のような気づきが得られます:

  • 聞き間違えていた単語に気づく

  • 発音やリズムが実際の音声とずれている箇所

  • 単語を抜かしていた箇所

✔ 対策

  • スマホでも何でもいいので必ず録音する

  • 自分の音声を聞き返して「どこが違うか?」を分析

  • 再シャドーイングで修正&再確認

🔁 正しいサイクルで、シャドーイングは「効く」

ここまでのポイントを踏まえて、効果的なシャドーイングの流れをまとめると…

  1. 音声を聞いて音変化の特徴を理解する

  2. スクリプトは見ずに、耳だけを頼りに再現する

  3. 自分の音声を録音して、聞き返し、修正する

この3ステップを繰り返すことで、
「英語の音 → 意味 → 発話」までが脳内で自動処理できるようになっていきます。

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Kenichi Ariga