【暗記が苦手な人こそ試して!】英単語は“語源”で覚えると記憶に残る:接頭辞・接尾辞活用術

「英単語がなかなか覚えられない…」
「覚えたはずなのに、すぐ忘れる」
そんな悩みを持つ英語学習者は少なくありません。

でも、英単語は“丸暗記”するものではなく、「意味のパーツ」に分けて理解するものだとしたらどうでしょう?

今回は、英語学習者の記憶効率を劇的に上げる
✅ 接頭辞(prefix)
✅ 接尾辞(suffix)
の考え方と活用法を、具体例とともにわかりやすく解説します。

✅ 接頭辞とは?:単語の前に付いて意味を加える“ヒント”

英語の接頭辞には、「否定」「強調」「方向性」などの意味が含まれています。

📘 よく使われる接頭辞の例:

● un-(否定)
例:unhappy(不幸な)→「happy(幸せ)」の否定

● re-(再び)
例:rewrite(書き直す)→「write(書く)」をもう一度

● pre-(前に)
例:preview(予習、試写)→「view(見る)」の前に

● mis-(誤り)
例:misunderstand(誤解する)→「understand(理解する)」を間違える

● dis-(否定・反対)
例:disconnect(切り離す)→「connect(つなぐ)」の逆

✅ ポイント:接頭辞がわかれば、初見の単語でもおおよその意味が推測できます!

✅ 接尾辞とは?:単語の後ろに付いて“品詞や意味の役割”を示す

接尾辞は、単語の**品詞(名詞、形容詞など)**や意味の“雰囲気”を決定づけます。

📘 よく使われる接尾辞の例:

● -ful(〜に満ちた/形容詞)
例:helpful(役に立つ)→「help(助け)」に満ちた

● -less(〜がない/形容詞)
例:hopeless(望みがない)→「hope(望み)」がない

● -ness(〜であること/名詞)
例:kindness(優しさ)→「kind(親切な)」であること

● -er(〜する人/名詞)
例:teacher(教える人)→「teach(教える)」する人

● -able(〜できる/形容詞)
例:readable(読める)→「read(読む)」ことができる

✅ ポイント:接尾辞を知っていると、品詞を意識した正しい使い方ができるようになります。

🧠 語源で覚えると記憶に残る理由

  • 意味の構造が見える
     → 丸ごと覚えるよりも“意味の部品”を理解することで関連付けがしやすくなる。

  • 単語どうしがつながる
     → 例:predict(予測する)prediction(予測)predictable(予測可能な)がセットで覚えられる!

  • 知らない単語も“見当がつく”
     → submarine(sub- 下に+marine 海の)=「海の下にあるもの」→ 潜水艦!

✍️ 実践!語源で覚える練習

例1:invisible

  • in-(否定)+visible(見える)→ 「見えない」

例2:transformation

  • trans-(越えて)+form(形)+-ation(名詞)→ 「形の変化」

このように、“見た瞬間に意味が見える”状態を目指すと、記憶の定着が劇的に良くなります。

📚 おすすめの学習方法

  1. 【語源カード】
     → 単語ではなく、「接頭辞+語幹+接尾辞」でカードを作成してみる。

  2. 【関連語リスト作り】
     → 一つの語源から派生する単語をリスト化(例:struct → construct / instruct / destruction)

  3. 【語源図解の活用】
     → 語源を視覚的にイメージできる図解を作ると効果的。

🎯 まとめ:単語は“構造”で覚えると一生モノになる

英単語は、ただの記号の羅列ではなく、**意味の部品(語源)から成り立った“言葉のパズル”**です。

  • 接頭辞:前に付いて意味を加える

  • 接尾辞:後ろに付いて品詞や役割を示す

  • 語幹:核となる意味

この3つを意識することで、単語の理解は深まり、応用力・読解力・語彙力すべてに効果が出ます。

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Kenichi Ariga